『誰もが知っている動画クリエイターといえば?』UUUM株式会社ディレクターから学ぶ動画制作のポイントとは!【大阪校】

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今回は次世代のクリエイターを生み出すバンタンクリエイターアカデミー大阪校にて、

UUUM株式会社執行役員の宮崎航(以降:宮崎さん)氏によるクリエイター・ディレクター職に必要なマーケティング、それらを駆使した動画制作についていくつかポイントレクチャーをいただきました!

 

 

UUUM株式会社とは、言わずと知れたトップ動画クリエイターの『ヒカキン』をはじめ、

『はじめしゃちょー』など有名クリエイターが所属する日本最大のマネジメント事務所であり、

創立はなんと2013年!

‘’動画クリエイター’’というものが小学生にまで浸透しているのも当たり前の時代となり、

さらに将来なりたい仕事ランキングに入っているように、

動画クリエイターが職業として認知されるまでになったのは、

僅か10年足らずで急成長を遂げたUUUM株式会社の一助とも言えるのではないでしょうか?

 

 

現在UUUM株式会社では、タイアップ動画やインフルエンサー・クリエイターを主体とする動画だけでなく、

コンテンツ制作も行っているそうです。

商品のプロモーションビデオや社内クライアント向けの動画制作、

短編映画の制作まで行っており、その活躍はますます広がるばかり。

 

 

制作のノウハウを学び始めたバンタンメンバーにとって、

編集スキルや個人の企画力は上がったものの、次のステップとしての課題は、

クライアントからの要望に答えていくことや、見積もり制作の仕方など、

より細かな部分になってくるのではないでしょうか。

 

 

 

宮崎さんからは、実際に担当したクライアントワークの実例や裏話など、

普段聞けないような大きな案件の内容について教えていただきました。

あのCMや動画の裏にはそんな大きなお金が動いているのか、、、!

など、参加された方も驚くような内容ばかりでした。

 

 

マーケティングの部分では、実際に宮崎さんが担当されたプロモーション企画をもとに、

グループワークを行いました。

その中で上がった題材で、大手企業の代表的調味料の新商品を3040代の人に向けて集客するにはどうすればいか?

という内容は、とても印象的でした。

 

 

調味料というと、どうしても家庭的な印象があります。

そのイメージから一旦離れてみてくださいということで、サラリーマン男性をターゲットとすると?

というヒントを貰いましたが、私たちには全く回答が想像つきませんでした。

 

結果、このCM制作にはお笑い芸人の持ちネタを合わせて商品名を連呼する、

ダジャレCMとして完成し、3040代にヒットしたのだとか。

その世代に刺さるコンテンツが、

ポップなメロディーと商品名の音の響きにマッチしたわけですね!

 

 

 

授業の最後には、クライアントワークを行う上で、

大事なポイントを4点にまとめてくださいました。

 

■エンタメは一人では作れない

■マーケティングを意識する

■コミュニケーションが大事

■仕切る!

 

 

 

特に現場で仕切ることの大切さ、仕切れなければどうなるのか、

という事について、宮崎さんの実体験をもとにしたエピソードは、

タレントを起用した場合の制作での大変さが伺えました。

様々なポジション、スケジュールが複雑に絡まりながらの仕事となるため、

きちんと段取りを組み、仕事を進めるためにも声を発していくのはキャリアが有る、無しに関わらず必要とのこと。

 

 

とは言うものの、やっぱり何より大事なものは、コミュニケーションだそうです。

あらゆる会社や役割がある中で、一つの作品を作るとなると、コミュニケーションが取れなければ、

宮崎さん曰く、崩壊してしまう現場は普通にあるのだとか。

 

実際、崩壊した現場から逃げ出してしまうプロデューサーもいるそうです。

だからこそ、そうならないためにも(※与件:与えられた条件の意味)をきちんと把握し、

外さないように注意しながらアイディアを演出に落としこむこと。

 

さらには、細かな約束を取り付け、撮影中や撮影後に追加要望が出ないようにすること。

そういった段取りを行うためにも、コミュニケーションは細かく取る必要があり、

そこを省略してしまうことは、後々制作の進行に大きく影響してしまうと、その必要性を教えてくださいました。

 

 

当たり前なようで、何より大事なコミュニケ―ション。

簡単なようで難しいそれは、色んな人との関わりの中で培われるものではないかと思います。

もちろん仕事をする中で多くの人と関わっていくことにはなりますが、バンタンには、

自分とは違う分野、違う年齢、違う仕事に就いている人たちと交流する機会があります。

 

クラスメイト以外の人と話すことは、なかなかハードルが高く思えてしまうかもしれませんが、

ぜひ積極的にコミュニケーションを取ってみてくださいね!

 

宮崎さん、本当にお忙しい中、

貴重なお時間をいただきありがとうございました!

 

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